COMPARISON
比較
他の熱源体との比較
半導体発熱素子は、ニクロム線やPTC(床暖房などに使用)と比較して、非常にメリットの高い素材です。特に、消費電力、温度ムラ、安全性、メンテナンス性、ランニングコストにおいて高く評価されています。
半導体発熱素子 | ニクロム線 | PTC | |
---|---|---|---|
消費電力 | ◎ | × | × |
昇温速度 | ◯ | × | ◯ |
温度ムラ | ◎ | ◯ | ◯ |
安全性 | ◎ | ◯ | ◯ |
乾燥・結露 | ◎ | ◎ | ◎ |
メンテナンス性 | ◎ | ◎ | △ |
ランニングコスト | ◎ | × | ◯ |
イニシャルコスト | ◯ | ◎ | ◯ |
他の電気式との比較
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ニクロム線式との違いはどこにあるのか?
消費電力が違います。
消費電力は床暖房の選択の中でも重要なポイントです。せっかく導入したのに、「光熱費が高いから使わない」、では意味がないからです。
面状発熱ヒーター「省電熱フィルム」は面全体から発熱するため熱効率が格段によい上、断熱材の効果で床下へのムダな熱損失も少ないのです。
消費電力が少なく抑えられます。 線上発熱を均熱板による全体へ広げるニクロム線式と比較すると通電率が格段に違います。 -
PTCシート型との違いはどこにあるのか?
立ち上がりの時間が違います。
マンションの床には”直張り床”と”二重床”がありますが、どちらの場合でも「昇温時間」や「消費電力」を充分に考慮した断熱を検討しなければなりません。 立ち上がりの時間に大きな差が出るからです。
断熱複合ヒーター「省電熱フィルム」は下面へのムダな放熱を抑え、素早く床面を温めます。”直張り床”にPTCtシート型ヒーターを敷き込むだけでは土間に多くの熱を奪われてしまいます。 また、”二重床”にPTCシート型ヒーターを敷き込むだけでも床下に放熱され、効率的な面状放射率が確保できないのです。その結果、立ち上がりの時間が大幅にかかってしまいます。消費電力が違います。
断熱と床暖房を分離するシート型床暖房の施工は”設備屋さん”と”大工さん”のどちらの敷設・結線作業とするかが曖昧で明確化できない問題があり、 ムダな施工コスト・施工時間増の原因となっていました。
「省電熱フィルム」はわずらわしい現場配線(サーモスタッド, ヒューズ, 温度センサーなど)の作業をできる限りカットし、敷設・結線の2工程同時作業で終了する省敷設パネル型。 特に”設備屋さん”による施工の場合は、簡潔な敷設作業が可能ですので、施工管理や施工手間が省け、より工期短縮を実現します。工事区分を明確化できムダな施工コストも抑えます。
温水式との比較
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温水式との違いはどこにあるのか?
立ち上がりの時間が違います。
冷えた床表面をいかに早く温めるかが床暖房システムのポイントです。温水式はパイプ内循環水からの放熱なので発熱面積が限られています。 そのため、立ち上がり時に温めるまでの時間がかかるのです(約40分)。
面状発熱ヒーターの「省電熱フィルム」なら、フィルム部全体から発熱するため、発熱面積が大きく、素早い暖房が可能です(約10分~20分)。温度ムラが違います。
温水式は床下に配管したパイプ内を温水が循環するのですが、ボイラーから床面までの距離により床暖房の温度が異なるのです。 また床に入るときと出て行く時の温度でも差が生じてしまい、同じ部屋でも床表面温度にムラができやすいのです。
面状発熱ヒーターの「省電熱フィルム」は、どの部分でも発熱量が一定で、ムラなく温めることができます。コスト・メンテナンスが違います。
温水式はボイラーや循環パイプ、パイプが必要です。これらの設備にかかる初期導入費用だけでなく、循環系統の定期点検や循環液の交換、ボイラーの定期更新なども必要であり、 後から維持費や工事費がかかってきます。パイプのつまりや漏水のケースもないとは限りません。
面状発熱ヒーターの「省電熱フィルム」は簡単施工でコスト削減。メンテナンスフリーで維持費も安く、ライフサイクルコストで大きな差が出ます。
暖房の種類 | 床暖房 | エアコン | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
省電熱フィルム | ニクロム線式 | PTC面状式 | 電気温水式 | ガス温水式 | ||
熱伝導 | 放射+伝導 | 伝導 | 放射+伝導 | 伝導 | 伝導 | 放流 |
イニシャルコスト | ◯ | △ | ◯ | △ | △ | ◎ |
ランニングコスト | ◎ | × | ◯ | △ | △ | △ |
メンテナンスコスト | ー | ー | ー | △ | × | ー |
メンテナンスコスト | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | ◯ |
施工性 | ◯ | △ | ◯ | △ | △ | ◎ |
昇温スピード | ◎ | ◯ | ◯ | △ | △ | × |
温度ムラ | ◎ | ◯ | ◯ | △ | △ | × |
快適性 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ |
安全性 | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ |
静寂性 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
乾燥・結露 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
クリーン度 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
メンテナンス | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | △ |
ENERGY SAVING EFFECT
床暖房としての省エネ効果
半導体発熱素子床暖房で理想的なコストダウン
例えば10畳の部屋に導入する場合
これを使えば電気床暖房簡単に設置出来てランニング経費も格安です。
10畳の部屋の場合、が18~19枚
壁埋め込みタイプの温度コントローラ1台
配線素材一式
だから!
- 資材が少ない → 材料費が安い
- 資材が少ない → 施工が簡単(半日でOK) → 施工費が安い
- 資材がシンプル → メンテナンスが不要 → ランニングコストがかからない
- 省エネフィルム → 電気代が安い → 1日12時間30日使っても電気代は2347円 → 財布にやさしい
(注:電力会社1kw/21円で計算。電力会社の契約内容によって差があります。)
暮らしの中の様々な広さや形に対応できる安心の3サイズ
例えば1戸建ての住宅に床暖房を設置する場合
リビング:10畳 台所:3畳 玄関:2畳 トイレ:2畳
など、様々な広さや形に対応できるよう3つのサイズを展開しています。
フィルムとフィルムの組み合わせは自由なので自由度の高い配置が可能です。
サイズ | 長さ | 幅 | 消費電力 |
---|---|---|---|
760サイズ | 760mm | 250mm | 54kw |
1060サイズ | 1060mm | 250mm | 83kw |
1670サイズ | 1670mm | 250mm | 97kw |